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ジェンダー平等 · 上映

女性から自律性を奪うのはやめてください

「チョイス・フェミニズム(選択のフェミニズム)」への批判や「専業主婦志向」の再燃をめぐる、現代フェミニズムの最も熱い論争に切り込む。伝統的な選択をする女性は「洗脳」されているのか?個人の選択と構造的な抑圧のあいだにある複雑な地平を、哲学的な洞察と視聴者の多様な声を通じて解き明かす。

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鑑賞ノート

人気ビデオエッセイストのoliSUNviaが解き放ったこの鋭い論考は、現代フェミニズムにおける最も激しい争点の一つである、構造的な批判と個人の自律性(Autonomy)の間の緊張関係をナビゲートしています。議論の焦点は、女性が下すすべての選択は、彼女の能動性(Agency)ゆえに本質的にフェミニンなものであるとする「チョイス・フェミニズム(選択のフェミニズム)」への批判的な反動と、デジタルプラットフォーム上での「専業主婦志向(Stay-at-home girlfriend / SAHG)」言説の台頭に当てられています。oliSUNviaは、規範的でない選択や伝統的に女性的な選択をする女性たちを、「洗脳されている」あるいは「偽りの意識」に囚われているとして切り捨てる、昨今の傾向に異議を唱えます。家父長制的な構造が私たちの欲望を形成しているのは否定できない事実ですが、女性の根底にある動機を常に疑い続けるようなフェミニズムは、解体しようとしているシステムそのものと同じくらいパターナリスティック(父権主義的)なものになりかねないと彼女は論じます。彼女の探求は、女性こそが自分自身の生きている経験の第一の知る者であるという「認識論的な謙虚(Epistemic humility)」を求める呼びかけなのです。

このエッセイは、制約下における自律性を理解するための洗練された哲学的な枠組みを提供しています。「適応的選好(Adaptive preferences)」の理論を引き合いに出しながら、抑圧的なシステムの中で生きる個人が、いかにしてそのシステムの一部を望むようになるのかをoliSUNviaは考察します。しかし、彼女はある選択がいつ「非フェミニスト的」になるのかを決定する権威は誰が持っているのかという問いを投げかけ、問題をさらに複雑化させます。コミュニティの多様な声を統合することで、彼女は、女性が賃金労働を離れて家庭生活に入るという決断が、晩期資本主義における魂を削るような「平等の嘘(Lie of equality)」に対する抵抗の一形態となり得ることを示しています。ある人々にとって、伝統的な家庭の領域は、企業のキャリアを追求することと同じくらい妥当な、バーンアウト(燃え尽き)や職場での搾取からの休息の場となり得るのです。このエッセイは、女性たちの選択肢を制限する構造を批判しつつ、その選択肢の中で生き残りや喜びを見出す女性たちを病理化しないことの重要性を強調しています。

さらに、唯物論的な分析が議論をより確固たるものにしています。oliSUNviaは、SAHG現象を動かしている背景にある経済的な不安定さを検証します。莫大な学生ローンや手の届かない住宅価格に直面した世界では、気まぐれな雇用主に依存するよりも、パートナーに依存する方がリスクが低いと感じられる場合があるのです。ビデオはまた、家事労働の階級的・人種的な側面にも焦点を当てています。TikTokなどで見られる理想化され、審美化された「主婦業」のバージョンは、何世紀にもわたって「選択」という物語の贅沢を享受することなく家事労働に従事してきた労働者階級の女性や有色人種女性の現実をしばしば覆い隠してしまいます。このインターセクショナリティ(交差性)の視点は、真の自律性とは単なる心理学的な状態ではなく、労働と人の価値を根本的に「アンバンドル(解き放つ)」することを必要とする、物質的な地平であることを観客に思い出させます。

oliSUNviaのアプローチは、道徳的な非難よりも知的好奇心に基づいた関与を優先する「プレジャー・アクティビズム(喜びある変革)」の見事な例です。彼女は、フェミニズムが最も強力になるのは、単一の革命的な台本に必ずしも従わない多様な人生の道を許容する、「アンテームド(Untamed)」な多元主義を軸に据えるときであると示唆しています。エッセイは、自律性を最終的な目的地ではなく、絶え間ない闘争として位置づけて締めくくられています。真の能動性は、家父長制と生産性至上主義的な資本主義の両方が持つ人間性を奪う論理に対して「ノー」と言う能力の中にあります。それぞれの女性の物語を、彼女自身の「内在する真実」という尊厳を持って扱うことで、oliSUNviaは、知的に厳格であり、政治的に献身的であり、かつ人間味のある配慮に富んだフェミニズムを提唱しています。それは、個人の人生の複雑さを尊重しつつ、世界を変革するという共通の仕事を続けていくための、連帯という名の「共通の家(Common house)」を再建しようという招待状なのです。

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