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修復へ手探りで進む:コミュニティ責任プロセスのためのワークブック

変革的正義 · 書物

修復へ手探りで進む:コミュニティ責任プロセスのためのワークブック

原題Fumbling Towards Repair: A Workbook for Community Accountability Facilitators

著者Mariame Kaba, Shira Hassan

修復へ手探りで進む:コミュニティ責任プロセスのためのワークブックは、処罰、ジェンダー、人種、コミュニティの安全を結びつけ、FemRes の廃止フェミニズムと変革的正義の基礎資料を補強する。

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書評と読書案内

『Fumbling Towards Repair』は冒頭から、入門書として扱わないよう読者に求める。Mariame Kaba と Shira Hassan が想定するのは、正式なコミュニティ・アカウンタビリティの過程にすでに関わるファシリテーター、調停者、サバイバー支援者、長期的な調整役である。読了すれば実践資格が得られる教材でも、万能な答え集でもない。題名の「手探り」は、対人被害への応答が美しい標語の適用ではなく、経験、判断、関係、修正を必要とすることの率直な承認である。

著者たちの根拠は長年の実践にある。Kaba は若者の収監、人種的正義、ジェンダー暴力、監獄産業複合体の廃止を結ぶ活動を行い、Hassan はハームリダクション、ストリート経済にいる若者の組織化、コミュニティ・アカウンタビリティに携わってきた。抽象的倫理から手順を演繹するのではなく、失敗し、中断し、やり直した過程から問いを取り出す。そのためワークブックは実践者自身を問う。どの技能と関係を持ち、なぜ介入したく、何を持続でき、どの動機が被害を受けた人の必要を押しのけるのか。

ここでのコミュニティ・アカウンタビリティは内輪の和解でも、サバイバーに赦しを求めることでもない。進行中の害を止め、サバイバーの安全と自己決定を中心に置き、害を与えた人に影響の理解、修復、行動変化を求め、暴力を許した共同体の条件も変えるという複数の課題を同時に担う。変革的正義と結びつくが、一度の対話や謝罪会には還元できない。観察可能な行動変化、資源の再配分、再発防止がなければ、「責任」は共同体の評判を守る儀式に終わる。

本書は一続きの論考ではなく、内省の問い、技能評価、用語、活動、失敗から得た物語、文書例、問題解決の手がかりを提供する。ファシリテーターが一人で行う課題と、サバイバー、害を与えた人、支援チームと取り組む場面が含まれる。利害関係、守秘の境界、情報の流れ、現実的な目標、約束の記録と再検討を可視化する。関係を官僚化するためではなく、圧力、忠誠、恐怖で記憶が歪むときにも共同で検証できる過程を残すためである。

特に重視されるのがファシリテーションの権力だ。善意の調整者もサバイバーから決定権を奪い、政治的純潔を安全より優先し、害を与えた人を「救う」ことに集中して継続する危険を見落としうる。引き受けるか、いつ撤退するか、共同進行をどう作るか、利害衝突や自分のトラウマにどう向き合うかも責任の一部である。修復は以前の関係への復帰を意味しない。長期的な分離、組織からの退去、物質的補償、関係が回復不能だと認めることも責任ある結果になりうる。

廃止フェミニズムにとっての意義は、反暴力と反収監の二者択一を拒む点にある。警察、裁判所、監獄は黒人、先住民、移民、クィア、トランス、障害者、貧困層のサバイバーに新たな監視と処罰をもたらしうるが、共同体が本質的に安全になるわけではない。廃止には代替能力が要る。信頼できる危機支援、継続的な伴走、物質資源、害を与えた人への持続的制約、公開羞恥に頼らない集合的記憶である。それがなければ、国家の道具を退けた負担は最も孤立した人へ戻る。

ここが本書の重要な境界でもある。正式な実践経験のない人には、より基礎的で段階的な資料から始めるよう著者は明記する。信頼、住居、医療、通訳、安全な場所を欠く集団は、ワークシートだけで基盤を作れない。共同体自体が人種主義、ミソジニー、健常者中心主義、地位序列を再生産することもあり、緊急時には本人が医療、法的支援、その他の外部資源を選ぶ場合もある。米国の運動文脈から生まれた方法を移す際、「警察を呼ぶな」をサバイバーへの新たな命令にしてはならない。

したがって経験ある小グループで時間をかけて使うのがよい。Creative Interventions のような入門的ツールで共通語彙を作り、現段階に必要な課題を選び、相違、停止条件、次の確認日を記録する。各段階でサバイバーに選択肢が残るか、害を与えた人の変化を検証できるか、支援者が消耗していないかを問う。地域の反暴力、障害正義、ハームリダクション資源と併読して初めて、本書の誠実な約束が見える。私たちは手探りで失敗しうるが、不完全さを理由に害への責任を再び処罰へ外注してはならない。

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