FemRes成長し続けるレビュー

教育の平等 · 上映

アフガニスタンの女子教育に挑む

Shabana Basij-Rasikh は、タリバン第一次政権下の秘密学校を回想し、女子の学ぶ権利が家族、女性教師、地域の支えによってどう実践されるかを問いかける。

TED / 0:09
配信元で見る ↗
01

鑑賞ノート

Shabana Basij-Rasikh は2012年のTEDxWomenで行った講演「Dare to educate Afghan girls」で、タリバンの第一次政権期に姉と一緒に秘密裏に学校へ通った経験を語る。姉を学校まで連れて行くため、彼女は少年のような服装をし、姉妹は教科書を買い物袋に隠し、疑われないよう毎日の道順を変えた。その具体的な細部によって、「教育を受ける権利」は抽象的な標語ではなくなる。学べるかどうかは、家を出られるか、誰が付き添えるか、教室がどこにあるか、家族がどれほどの危険を引き受けるかに左右される。

講演は、教育が必ずしも目に見えないつながりの網によって支えられることも示す。SOLAの公式沿革によれば、カブールの秘密学校はしばしば個人宅に設けられ、女性たちが運営していた。女子を学校へ通わせることは、教師、家族、地域社会がともに担う行動だった。Basij-Rasikhの語りでは、父親が2001年の政変を伝えるラジオを聞き、娘に「もう普通の学校へ行ける」と告げる。その場面には確かな喜びがあり、家族の支援が少女の行動の可能性を形づくることもわかる。しかし物語を「勇敢な父親が娘を学校へ送り出した」に縮めれば、女性教師や秘密の教室を支えた組織的な労働が背景へ退く。父親の決断は重要だが、物語の唯一の政治的行為ではない。

このTEDx講演は2013年に公開され、タリバン第一次政権期と2001年以降の女子教育再開をめぐる歴史的な時点を扱う。現在のアフガニスタンの教育状況を伝える速報ではない。SOLAの公式創設者プロフィールによれば、Basij-Rasikhは2008年に同校を共同設立し、2021年のカブール陥落後に学校コミュニティをルワンダへ避難させた。この後日談と初期の講演を並べると、教育が教室の中だけで成り立つわけではないことが見える。制度が学校を閉ざすとき、地域は秘密の授業で学びをつなぎ、強制移住の後には教育機関が安全、場所、帰属を再構築しなければならない。

一つの家族の決断を中心にした講演であるため、すべてのアフガニスタンの少女や家庭を代表するわけではない。「レジリエンス」を称えるだけでは、抑圧的な制度が生む代償を見えなくしてしまう。別の地域における女子教育の語りと並べ、共通する権利の主張が異なる歴史とどう出会うかを考えるとよい。リベリアの平和活動家Leymah Gboweeによる少女の可能性と教育についての講演は、異なる地域からの対照例となる。二つを普遍的な物語に平板化せず、誰が学びを組織し、誰が危険を引き受け、教育権を持続する公共基盤に変えるのかを問いたい。

講演と関連資料

読者の声

上映後の対話

鑑賞後の感想や、次に観るべき映像の手がかりを共有してください。

ディスカッションに参加

コメント

コメントを読み込み中...

サポート

このコンテンツがお役に立ちましたら

FemResを支援