ケア経済 · 論考
無償ケア労働により7億800万人の女性が労働市場に参加できない
要旨
ILO の世界データは、無償ケアが女性の就業を阻む主要な構造要因であり、地域、所得、家族制度が格差を拡大することを示す。
FemRes / 2024年10月29日
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記事解析
国際労働機関は、2023年にケア責任を理由として労働力人口に入っていなかった成人を7億4,800万人と推計し、そのうち7億800万人が女性、男性は約4,000万人だった。この差は、女性に就業意欲がないという説明を退ける。保育、長期ケア、交通、安定した柔軟な働き方がなければ、有償労働をすでに飽和した一日に加えられない人が多い。
ケアは人生全体を形づくる。出産と育児による離職は、賃金上昇の停滞、年金の減少、職業ネットワークの断絶につながる。その後、親の高齢化や家族の支援ニーズによって、女性が再び既定のケア担当者になる。貧困世帯、非正規経済、公共サービスの乏しい地域ほど、労働市場からの退出を自由な選択とは呼びにくい。家庭分業は、経済全体の所得、保障、権力に直結している。
就業だけを唯一の解決にしてもならない。新しい仕事が低賃金、不安定、ケア時間と両立不可能なら、女性は二つの持続不可能な労働の間を移動するだけだ。必要なのは普遍的な保育と長期ケア、有給家族休暇、適正な労働時間、ケア労働者のディーセント・ワーク、男性による平等な休暇取得である。進歩は市場に入った女性の数だけでなく、生命を支える責任が公平に共有されたかで測られるべきだ。
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