
ラテンアメリカ・フェミニズム · 書物
性と革命:社会主義キューバの女性たち
原題Sex and Revolution
社会主義キューバの女性を対象に、革命、セクシュアリティ、労働、家族、国家のジェンダー政策を検討する研究。
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書評と読書案内
『性と革命』はキューバ革命が女性の教育、雇用、医療、家族法、性、政治参加をどう変えたかを検討する。識字運動、教育拡大、賃金労働、保育、1975年家族法が生活条件を変え、キューバ女性連盟は動員とサービスの主要な経路になった。国家がジェンダー平等へ大規模に制度投資できることを示す。
同時に法的平等と親密圏の距離を分析する。マチスモ、家事の性別分業、性的二重基準、男性権威は法律だけでは消えなかった。国家組織は資源を生む一方、正当な要求を定義し、自律的フェミニズムを革命的統一に従属させうる。女性は労働者・市民と称揚されながら家事を多く担った。
1990年代の研究であるため、特別期間、人種的不平等、クィア/トランスの生、移住、異議、その後の政策研究で補う必要がある。比較上の価値は、制度投資が物質条件を急速に変えうることと、生産・法・公共サービスだけでは家庭や政治的発言が自動的に民主化しないことを同時に示す点にある。
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