性の政治 · 音声
狩人と獲物――欲望と同意の脚本
6. Le chasseur et la proie
Le Cœur sur la table第6回は男性が追い女性が応じる役割を問い、同意を最後の許可以上のものとして考える。
リスニングノート
誘惑が狩人と獲物なら、拒否できることだけで欲望の主体になれるわけではない。Le Cœur sur la table第6回「Le chasseur et la proie」はこの非対称を問う。Victoire Tuaillonが制作・語りを担当し、Binge Audioが2021年6月10日に配信した31分31秒の回である。この録音のクレジットであり、番組の全時期の司会体制を示すものではない。
断れることと、欲しいと言えること
男性が提案し女性が受諾か拒否を選ぶ脚本では、両者が選ぶように見えて欲望の能動性は片方にだけ与えられる。もう一方は境界と危険を管理し、拒否を説明する役となり、自分の望みを問われない場合がある。同意を追求の最後の障壁にすると、この分業は残る。
公式の問題設定はこの役割を強制や性暴力へ結び、同意の文化への移行を問う。許可を得ること、拒否を聞くこと、気持ちの変更を認めること、ためらいを攻略対象にしないことは異なる課題である。丁寧な一言で全部は済まない。誰が始め、誰が説明するかを変える必要がある。
上手な技法へ縮めない
固定した振付をほどけば、表現、停止、再交渉も親密さの一部にできる。同じ会話形式をすべての関係へ課すことでも、正しい言葉で力の差が消えることでもない。
所得、住居、身分、所属への依存によって拒否の費用も違う。その条件へ問いを広げるのは分析の応用であり、番組がすべて調査したという意味ではない。性暴力の発生率調査でも万能の同意手順でもない。
リッチの強制的異性愛論は欲望を制度へ結び、スリニヴァサンの『The Right to Sex』は欲望、政治、権利を区別する。既存のゲームを丁寧にするだけか、役と規則そのものを変えられるかを考える聴き合わせになる。
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- 論文
強制的異性愛とレズビアンの存在
アドリエンヌ・リッチ
この論文は、異性愛が女性にとって「自然な」性的指向であるという仮定に異議を唱え、異性愛は女性に押し付けられた政治的制度であると論じている。リッチは、性的関係に限定されない女性の親密な関係と連帯のあらゆる形態を包含する「レズビアン連続体」の概念を導入する。本記事は、強制的異性愛がいかにして経済的依存、暴力の脅威、イデオロギー的統制を含む様々な手段を通じて強制され、家父長制の中核的メカニズムとして機能しているかを分析する。
- 書籍
セックスへの権利:21世紀のフェミニズム
Amia Srinivasan
レイプ告発、ポルノ、欲望、教師と学生の関係から、刑罰国家と資本主義までを結ぶ六つのフェミニスト哲学エッセイ。性の政治を「同意さえあればよい」という一文に縮めることを拒む。
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