歴史的文脈 社会運動 経済的エンパワーメント +2 ノーマル・ウィメン:歴史を創った900年の女性たち Normal Women: Nine Hundred Years of Making History フィリッパ・グレゴリー (2023) 『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー作家であり、高名な歴史小説家であるフィリッパ・グレゴリーによる非虚構(ノンフィクション)の金字塔。イギリス史上、「平凡な」女性たちがいかに非凡な役割を果たしてきたかを根本的に定義し直した画期的な一冊。バイユーのタペストリーには女性よりも多くの男性器が描かれている? 1381年のワット・タイラーの乱は女性たちが始めた税金反対運動だった? ダーウィンは女性が退化して劣等になると信じていた? 人口の半分を占めながら歴史から消し去られてきた女性たちを、900年にわたるイギリス史の主役に据えた歴史的著作。 続きを読む →
エイジズムとジェンダー フェミニスト理論 交差的フェミニズム +4 ハグ(老妖婆):中年女性の悪魔化 Hags: The Demonisation of Middle-Aged Women ヴィクトリア・スミス (2023) フェミニスト・ライターのグロスウィッチ(Glosswitch)による、40代以上の女性がなぜほぼすべての人を激怒させるように見えるのかを探求した鋭い一冊。アイデンティティ政治の時代において、中年女性は偏執的で特権意識が強く、道徳的に劣った存在として描かれている。スミスは歴史を辿り、なぜこの特定の形態のミソジニー(女性嫌悪)が今日これほどまでに蔓延しているのかを明らかにしている。2023年ネロ・ブック・アワード(Nero Book Awards)ノミネート作品。 続きを読む →
家父長制批判 男性特権 文化批判 +3 エンタイトルド:男性たちの特権がいかに女性を傷つけるか Entitled: How Male Privilege Hurts Women ケイト・マン (2020) 『ダウン・ガール』に続き、ケイト・マンが日常生活のあらゆる場面—親密な関係から医療、政治まで—に潜む「男性の権利意識(エンタイトルメント)」を解剖する。男性が抱く根拠なき特権意識がいかに組織的に女性を傷つけ、ジェンダー平等を阻んでいるかを明らかにする。 続きを読む →
女性文学 政治参加 女性の権利 +3 誓願 The Testaments マーガレット・アトウッド (2019) 世界中を震撼させた『侍女の物語』から15年。ギレアデ共和国の崩壊を巡り、立場の異なる三人の女性たちの視点から語られる、驚愕の続編。抑圧された体制の内部から、いかにして抵抗の火が灯り、絶対的な権力が瓦解していくのかを描き出す。 続きを読む →
リベラルフェミニズム 資本主義批判 文化批判 +2 新自由主義フェミニズムの台頭 The Rise of Neoliberal Feminism キャサリン・ロッテンバーグ (2018) 新自由主義がいかにフェミニズムの言説を収奪し、それを社会正義のための集団的運動から、企業の利益に仕え、大多数の女性を置き去りにする「個人的なエンパワーメントの追求」へと変質させたかを批判的に検証している。 続きを読む →
家父長制批判 フェミニスト文学批評 文化批判 +3 ダウン・ガール:ミソジニー(女性嫌悪)の論理 Down Girl: The Logic of Misogyny ケイト・マン (2017) ミソジニーを「女性への嫌悪」ではなく、家父長制的な規範に挑戦する女性を監視し処罰するために設計された「システム」として再定義する画期的な哲学的分析。ミソジニーがいかに家父長制の「執行機関」として機能しているかを解明する。 続きを読む →
交差的フェミニズム ブラックフェミニズム 反フェミニズム研究 +2 自由は絶えざる闘い:ファーガソン、パレスチナ、そして運動の基礎 Freedom Is a Constant Struggle アンジェラ・デイヴィス (2016) 奴隷制廃止運動からパレスチナ解放闘争まで、異なる時代と地域の解放運動を繋ぎ合わせ、現代の社会運動におけるインターセクショナル(交差的)な分析の重要性を実証する。アンジェラ・デイヴィスによる魂の講演・インタビュー集。 続きを読む →
女性史 社会運動 女性の権利 +3 マイ・ライフ・オン・ザ・ロード:旅する女の一生 My Life on the Road グロリア・ステイネム (2015) 伝説的なフェミニスト活動家グロリア・ステイネムが、数十年にわたる旅と、そこで出会った人々との対話を通じて綴った回顧録。移動すること、傾聴すること、そして連帯することがいかにして世界を変え、自己を形作るかを美しく描き出す。 続きを読む →
政治参加 女性の権利 社会運動 +3 わたしはマララ:教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女 I Am Malala: The Girl Who Stood Up for Education and Was Shot by the Taliban マララ・ユスフザイ、クリスティーナ・ラム (2013) 教育を受ける権利を求めて戦い、15歳でタリバンに銃撃されながらも奇跡的に生還した少女の感動の手記。パキスタンのスワート渓谷での生活、家族の絆、そして過激派による抑圧に対抗する一人の少女の勇気が、世界中を動かした記録。 続きを読む →
政治参加 女性の権利 社会運動 +3 リーン・イン:女性、仕事、リーダーへの意欲 Lean In: Women, Work, and the Will to Lead シェリル・サンドバーグ (2013) Facebookの元COO、シェリル・サンドバーグによる、世界の女性たちへの変革への呼びかけ。职場でのリーダーシップ、家事の分担、そして自らの野心を肯定することを説き、世界中で「リーン・イン(一歩踏み出すこと)」の旋風を巻き起こした現代のビジネス・バイブル。 続きを読む →
アナキストフェミニズム 政治参加 社会正義 +2 ルイーズ・ミシェル回想録 Mémoires de Louise Michel, écrits par elle-même ルイーズ・ミシェル (1886) 『ルイーズ・ミシェル回想録』は、19世紀の有名なアナキスト、フェミニスト、パリ・コミューン戦士ルイーズ・ミシェルの自伝です。パリ・コミューンでの戦闘経験、その後のニューカレドニアへの流刑、そして社会正義、女性解放、アナキズムの理想への揺るぎない信念を記録しています。 続きを読む →