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世界を織り直す

エコフェミニズム · 書物

世界を織り直す

原題Reweaving the World: The Emergence of Ecofeminism

著者Irene Diamond and Gloria Feman Orenstein

初期の論集として、エコロジー運動、フェミニズム、女性のスピリチュアリティの間で ecofeminism が形成された過程を記録する。

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書評と読書案内

Irene Diamond と Gloria Feman Orenstein 編『世界を織り直す』は、フェミニズム、環境、平和、反核、動物、女性の霊性をめぐる運動が共通言語を模索したエコフェミニズム形成期を記録する。女性の支配と、土地・動物・植民地化された人びとを受動的資源として扱うことを結び、「織り直す」ことを分離と序列に代わる相互依存として提示した。

運動記録、哲学、文化批評、霊性、社会変革の構想が並ぶこと自体、エコフェミニズムが一つの教義ではなかった証拠である。制度と物質的権力を分析する章も、女神文化や女性と自然の親和性を回復する章もあり、ケア、身体、軍事主義、科学的権威、経済の価値尺度を問う。

女性と自然の特別な結びつきという主張はケアを再評価する一方、女性の本質化、人種と階級の消去、先住民知の流用を招きうる。後の交差的・脱植民地的研究との併読が不可欠だ。本書の価値は全主張の正しさではなく、思想領域が作られる過程と、生態的依存を女性に課されたロマン化された役割から区別する課題を示す点にある。

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