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ろくろを回し、土地を耕す

カーストとジェンダー · 書物

ろくろを回し、土地を耕す

原題Turning the Pot, Tilling the Land: Dignity of Labour in Our Times

著者Kancha Ilaiah

若い読者に向けたカンチャ・イライアの文章とドゥルガバイ・ヴィヤムの絵が、カーストによって低く扱われた労働知を問い直す。

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書評と読書案内

『Turning the Pot, Tilling the Land: Dignity of Labour in Our Times』は、インドの知識史にあるカースト階層を具体的な問いから揺さぶる。農耕、陶芸、皮なめし、機織り、洗濯、家畜の世話に関する知識は誰が築いたのか。なぜその技術は卑しい労働とされ、抽象的な学問や上位カーストの文献伝統は文化的な名声を得るのか。本文はカンチャ・イライア、挿絵はパルダン・ゴンドのアーティスト、ドゥルガバイ・ヴィヤムが担当する。若い読者に向けた簡潔な問いと絵は、技術や手仕事、世代間の伝授を、観察・試行・記憶を要する知識として示し、「自然にできる」単純労働とは扱わない。

本書は、アディヴァシ、ダリット、バフジャン、職業カーストのコミュニティによる農耕、牧畜、皮革加工、陶芸、機織り、洗濯、理髪などを取り上げる。日常生活を支える技術の多くが、主流の歴史から低く扱われてきた人々に属することを示す。序文は、教育機関の留保枠に反対する2006年の学生たちが、掃除や靴磨きを抗議の身ぶりとして行ったことを振り返り、なぜ労働を屈辱とみなすのか、抗議者自身が靴を作り、土地を耕し、壺を作れるのかと問いかける。職業の序列が社会的価値に変換される仕組みを暴く場面であり、世襲の分業を擁護するものではない。必要な仕事を劣ったものと名づける権力を問うのである。

フェミニストの読解では、この労働知を社会的再生産と結びつけたい。栽培、食料の加工、掃除、家事、動物の世話、技術の継承は女性が担うことも多いが、「家庭の役割」やカースト上の義務に分類されると、その専門性は見えにくくなる。ヴィヤムの絵は議論に添えられた飾りではない。ゴンドの女性アーティストによる視覚表現自体が、知識を語る本書の一部をなしている。誰がどの仕事をし、道具がどのように受け継がれるかを見ることで、土地や道具の所有、労働の価値を決める権限、収入・休息・安全・功績の分配も問える。

親子読書や授業では、「労働の尊厳」を抽象的な標語ではなく、観察できる問いに変えられる。壺や布、一皿の食事から出発し、材料、工程、道具、ケアがどのような知識の連鎖をつくるかをたどる。そして、どの作業が恥ずべきものとされ、誰が危険な条件を拒めないのかを問う。周縁化されたコミュニティを、社会に貢献する対象としてだけ描かないことも重要だ。彼らは作り手であり、決定する主体であり、権利を求める政治的な担い手でもある。絵から、誰が描かれ、誰の視点から仕事が見えるのかを考えることもできる。知識は学校や本だけにあるのではなく、労働を尊重するなら安全、報酬、資源、不公正な仕事から離れる自由も必要だと子どもに伝えられる。

子ども向けの形式は反カーストの主張を話し合いやすくする一方、内部の差異や制度の仕組みをすべて掘り下げることはできない。汚名を着せられた労働を尊重することは、危険で無償の、あるいは世襲の労働を美化したり、コミュニティを特定の職業に固定したりすることではない。働く人の選択肢、労働条件、土地や資源の支配、コミュニティ内部のジェンダー権力も併せて考える必要がある。その注意をもって読めば、本書は反カースト教育とフェミニスト労働史をつなぐ。Navayanaの紹介ページは、本文を担うカンチャ・イライアと挿絵を担うドゥルガバイ・ヴィヤムを区別し、本書が扱う仕事を挙げている。

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