理論研究 / Feminist Theory
Thinking Feminism with and against Bourdieu
要旨 本論文は、ブルデューの実践の社会学と現代フェミニスト理論の間の積極的な関与が相互に利益をもたらすと論じる。それは、実践を通じた人間主体の社会的構築に関するブルデューの説明と、パフォーマンスとしての主体性に関するバトラーの説明を比較する。ブルデューのハビトゥス概念は、主体的性向がそれが形成された社会的実践とあまりに固く結びついているという、主体性の「過剰決定」された見方に傾くいっぽう、バトラーの理論はパフォーマティブな転覆の社会的条件に対する注意が不十分である。後半では、ブルデューの研究、特に文化資本の概念を実り多く利用してきた、階級とジェンダーの関係に関するフェミニスト研究を検討する。
テリー・ラベル / 論文を読む