FemRes成長し続けるレビュー

メディア索引

フェミニストアート映画

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01

映画 · 2019年12月

Little Women

グレタ・ガーウィグ

グレタ・ガーウィグが、不朽の名作『若草物語』を現代的な視点で大胆に脚色。19世紀アメリカを舞台に、自分らしい生き方を求めて奮闘する四姉妹の姿を、巧みな時間軸の入れ替えとメタフィクション的な演出で鮮やかに描き出し、アカデミー賞衣装デザイン賞ほか高い評価を受けました。

02

映画 · 2019年12月

Portrait de la jeune fille en feu

セリーヌ・シアマ

18世紀後半、フランスの孤島。画家のマリアンヌは、見知らぬ男性と結婚を控える貴族の娘エロイーズの肖像画を依頼される。結婚を拒むエロイーズに正体を隠して近づくマリアンヌだったが、共に時間を過ごすうちに、二人の間には激しくも繊細な愛が芽生え始める。女性の欲望とまなざしを革命的に描き出し、カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した傑作です。

03

映画 · 2018年9月

コレット

Coletteウォッシュ・ウエストモアランド

19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの伝説的女性作家、シドニー=ガブリエル・コレットの波乱に満ちた半生を描いた伝記ドラマ。夫のゴーストライターとして活動した日々から、自らの名前で筆を執り、真の自立と愛を求めて闘い抜いた一人の女性の目覚めを、キーラ・ナイトレイが力強く演じます。

04

映画 · 2016年11月

Moana

ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー

ディズニー・アニメーションの伝統を塗り替えた2016年の傑作。ポリネシアの島々を舞台に、愛する人々を救うため、海に選ばれた少女モアナが命の女神の「心」を返す旅に出る。ロマンスを一切排除し、女性の自立、文化的なアイデンティティ、そして自然との共生を力強く描いた冒険物語です。

05

映画 · 2015年8月

The Diary of a Teenage Girl

マリエル・ヘラー

1976年のサンフランシスコを舞台に、15歳の少女ミニーが経験する性への目覚めと自己発見を描いた衝撃作。漫画家を目指す彼女の主観的な視点と、実写とアニメーションが融合した斬新な映像美が、思春期の繊細な心理と欲望をありのままに描き出します。

06

映画 · 2011年3月

アイ・ウィル・フォロー

I Will Followエイヴァ・デュヴァーネイ

「何かが成し遂げられないなら、自分でやるしかない」。エイヴァ・デュヴァーネイはこの教訓を胸に、自ら脚本を書き、監督、制作、そして資金調達まで行い、愛する人の死を悼む女性の姿を描いたこのインディペンデント・ドラマを作り上げました。後に『グローリー/明日への行進』を手掛けることになる彼女の、知られざる原点と言える長編デビュー作です。

07

映画 · 2008年5月

ウェンディ&ルーシー

Wendy and Lucyケリー・ライカート

愛犬ルーシーと共にアラスカへ向かう女性ウェンディ。車の故障という些細な不運をきっかけに、彼女の生活は音を立てて崩れ始める。現代アメリカの格差社会と貧困の連鎖を、極限まで抑制されたリアリズムで描き出した、ケリー・ライカート監督の傑作。ミシェル・ウィ廉ムスの魂を揺さぶる演技が、絶望の淵に立つ人間の尊厳を浮き彫りにする。

08

映画 · 2007年12月

ペルセポリス

Persepolisマルジャン・サトラピ、ヴァンサン・パロノー

マルジャン・サトラピの自伝的グラフィック・ノベルをアニメーション映画化。イラン・イスラム革命という激動の時代を背景に、一人の少女が抑圧的な社会の中で自由を求め、アイデンティティを確立していく姿を、シャープな白黒の映像美で描き出します。カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した世界的な傑作です。

09

映画 · 2002年10月

フリーダ

Fridaジュリー・テイモア

つながった眉、誇り高い民族衣装 - - 。メキシコを代表する画家フリーダ・カーロの激動の生涯を、鮮烈な極彩色の映像で描き出した傑作。バス事故による凄絶な痛み、夫ディエゴ・リベラとの愛憎、そして自らの肉体を画布に変えた芸術への執念。痛みさえも芸術へと昇華させた一人の女性の魂が、今もスクリーンから我々を挑発し続けます。

10

映画 · 1998年6月

ムーラン

Mulanトニー・バンクロフト、バリー・クック

ディズニー・アニメーションの傑作『ムーラン』は、年老いた父の代わりに男装して戦地へ向かう少女ムーランの物語。伝統的なプリンセスの枠組みを打ち破り、性別の壁に挑む一人の女性の勇気と自立を、壮大なスケールと心躍る音楽で描き出します。

11

映画 · 1994年12月

Little Women

ギリアン・アームストロング

「女性らしさ」の定義は一つではない。作家を夢見る次女ジョーをはじめ、音楽家、主婦、画家……。19世紀アメリカを舞台に、自分たちの信じる道を切り拓こうとする四姉妹の成長を、女性監督ギリアン・アームストロングが瑞々しく描き出した、不朽の名作です。

12

映画 · 1993年5月

ピアノ・レッスン

The Pianoジェーン・カンピオン

女性監督として初めてカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した歴史的傑作。19世紀のニュージーランドを舞台に、言葉を捨てピアノを言葉とした女性の情熱と覚醒、そして植民地社会の抑圧の中での愛と再生を、圧倒的な映像美と官能性で描く。

13

映画 · 1987年9月

I've Heard the Mermaids Singing

パトリシア・ロゼマ

カナダ独立映画の至宝。パトリシア・ロゼマ監督が、おとぎ話のようなファンタジーと前衛的な手法を織り交ぜて描き出した、一人の女性の瑞々しい自己発見の旅。自分を「不器用」だと思い込んでいる女性が、アートと愛を通じて自らの真の声を見出すまでの物語を、素晴らしい女性スタッフたちが作り上げました。

14

映画 · 1979年5月

エイリアン

Alienリドリー・スコット

シガニー・ウィーバー演じるリプリーが、SF映画史上最も影響力のある女性主人公の一人となった記念碑的作品。単なるスペース・ホラーの枠を超え、H.R.ギーガーの悪夢的な造形を通じた「生殖の恐怖」や、組織内での女性の専門性の軽視といったテーマを鋭く描き出し、ジェンダー・ロールを根底から覆したフェミニズムSFの金字塔です。

15

映画 · 1966年3月

The Trouble with Angels

艾ダ・ルピノ

1950年代から60年代にかけてハリウッドで唯一の女性監督として活躍したアイダ・ルピノの最終作。カトリックの女子校を舞台に、型破りな少女たちの青春と成長を、男性の不在という特異な空間の中で描き出す。単なるコメディの枠を超え、女性同士の連帯、メンターシップ、そして自律的な人生の選択を祝福するプロト・フェミニズム映画の隠れた傑作。