ラテンアメリカ・フェミニズム · 上映
テクノロジーにおける女性の役割を取り戻す
Melina Masnattaは幼少期の贈り物から技術教育までをたどり、誰がテクノロジー分野へ進むよう促されるのか、学校や職場が何を変えられるのかを問う。
鑑賞ノート
アルゼンチンの教育者でテクノロジー分野の提唱者であるMelina MasnattaのTEDxRiodelaPlataトークは、スペイン語の原題が「Recuperar el rol de las mujeres en la tecnología」で、TEDの英語ページでは「Claiming Back the Role of Women in Technology」と訳されている。彼女は、テクノロジー分野へ進む道を幼少期から始まる「点数ゲーム」のように描く。誰がコンピューターを贈られ、誰が玩具のキッチンを贈られるのか。誰が分解や試行錯誤、問題解決を促され、誰が早い段階からケアやサービスへ導かれるのか。この導入は、一つの贈り物が子どもの将来を決めるという主張ではない。子どもが自分に「向いているか」を知る前から、日常の小さな合図が進路を形づくっていることを見えるようにする。
Masnattaはその経路を家庭から学校、大学、職場へとたどる。女性が技術教育で直面する障壁を語る一方、問題は「女子をもっと募集する」ことだけではないとも強調する。学び続け、専門家としての自信を育て、設計に参加し、分野にとどまるための条件があるかが問われる。教室、カリキュラム、仲間の文化、職業ネットワークが技術職は男性のものだと前提しているなら、個々の女子に自信を持つよう促しても周囲の規則は変わらない。トークは参入、参加、継続を一続きの問題として結び、技術教育を多くの人が責任を担う制度環境として扱う。
このトークの重要なフェミニズム的転換は、女性の少なさを個人の能力や関心の欠如ではなく、変えられる関係の組み合わせとして捉え直す点にある。誰が将来のエンジニアとして想像されるのか。誰は失敗を許されるのか。誰の貢献が記憶されるのか。テクノロジーが解くべき問題を誰が定義できるのか。また「女性」を単一の集団として扱わないよう促す。ジェンダーは階級、人種、地域、障害、教育へのアクセスと交差し、機器、講座、移動費、無償の学習時間を誰が得られるかを左右する。人数を増やすことは重要だが、それだけで権力が再配分されるわけではない。製品の方向、組織の決定、技術労働の成果を誰が掌握するかも問う必要がある。
個人的な記憶、職業経路、教育に関する取り組みを通じて、Masnattaはこれらの仕組みを一般の観客に伝える。その射程も限定的だ。アルゼンチンの教育と技術環境を中心にしており、ラテンアメリカ各地の違いを論じる研究の代わりにはならない。2019年公開のトークに含まれる調査や割合は、当時のものとして扱い、現在の状況を示す数字とみなすべきではない。視聴しながら、日常経験から制度責任へ移る論の展開に注目し、授業を変えるだけでなく、学校、雇用主、テクノロジー企業は採用、昇進、賃金、製品決定も変えられるのかと問いたい。インターネットのフェミニスト原則と公共部門のアルゴリズム決定に対するNot My AIの批判を合わせて読むと、「誰が技術に入るのか」から「誰が技術の使われ方を決めるのか」へ問いを進められる。
視聴と関連資料:TED公式トークとスペイン語字幕;インターネットのフェミニスト原則;Not My AI。
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