FemRes成長し続けるレビュー

メディア索引

身体の政治書籍

30
01

書籍 · 2024年4月

グッド・ガールズ:拒食症の物語と研究

Good Girls: A Story and Study of Anorexiaハドリー・フリーマン

『ハウス・オブ・グラス』のベストセラー作家ハドリー・フリーマンによる回想録。14歳から17歳まで精神科病院で拒食症と闘った自身の経験を語り、20年後に当時一緒に入院していた女性たちの回復の軌跡を追うとともに、摂食障害と少女たちが直面する成長の困難との深い結びつきを明らかにしている。『ニューヨーク・タイムズ』紙で「魅了される(riveting)」と評された一冊。

02

書籍 · 2024年2月

すべては彼女の頭の中にある:医学が教えた女性の身体に関する真実と嘘、そしてそれが今日重要な理由

All in Her Head: The Truth and Lies Early Medicine Taught Us about Women's Bodies and Why It Matters Todayエリザベス・コーメン

メモリアル・スローン・ケタリングのがん専門医であり医学史家でもあるエリザベス・コーメン博士が、女性の医学史を解き明かす。医学がいかに長きにわたって女性の身体を誤解してきたか、そしてこれらの歴史的な見落としが今日の女性の健康にいかに影響を与え続けているかを探求する。

03

書籍 · 2023年5月

ネイキッド・フェミニズム:女性の「慎み」というカルトを打ち破る

Naked Feminism: Breaking the Cult of Female Modestyビクトリア・ベイトマン

ケンブリッジ大学のエコノミストであり、自らもテレビ、舞台、芸術、抗議活動で裸体となり、身体と頭脳の両方でメッセージを発信してきたビクトリア・ベイトマンによる過激な著作。フェミニズムの約束にもかかわらず、なぜ女性の身体は依然として国家、社会、宗教のなすがままなのか? セクシーであることと知的であることは両立しないのか? 古代エジプトから現代に至る「身体的慎み」の振り子の動きを辿り、女性の身体的抑圧に立ち向かうためにフェミニストが団結することを呼びかけている。

04

書籍 · 2023年4月

進歩に抗うフェミニズム

Feminism Against Progressメアリー・ハリントン

UnHerdのコラムニスト、メアリー・ハリントンが「反動的フェミニズム」を紹介し、現代フェミニズムがエリート専門職女性のみに奉仕していると批判する。彼女は技術的進歩が女性の身体と生殖能力を商品化していると論じ、大多数の女性にとって「進歩」が何を意味するのかについての根本的な再評価を求めている。

05

書籍 · 2023年3月

ボディ・リベレーション・プロジェクト:人種差別とダイエット文化を理解することが、いかに喜びを育み、集団的な自由を築く助けになるか

The Body Liberation Project: How Understanding Racism and Diet Culture Helps Cultivate Joy and Build Collective Freedomクリシー・キング

ストレングス・コーチであり社会正義教育者でもあるクリシー・キングによる、回顧録、インスピレーション、そして実践的なエクササイズを融合させた画期的な著作。ダイエット文化やフィットネス業界がいかに白人至上主義や欧州中心的な美の基準に根ざしているかを明らかにし、「ボディ・ポジティブ」を超えたより革命的なもの、すなわち「ボディ・リベレーション(身体の解放)」を提唱する。一人が自由になるまで、私たちは誰も自由ではないという認識に基づく一冊。

06

書籍 · 2023年3月

ハグ(老妖婆):中年女性の悪魔化

Hags: The Demonisation of Middle-Aged Womenヴィクトリア・スミス

フェミニスト・ライターのグロスウィッチ(Glosswitch)による、40代以上の女性がなぜほぼすべての人を激怒させるように見えるのかを探求した鋭い一冊。アイデンティティ政治の時代において、中年女性は偏執的で特権意識が強く、道徳的に劣った存在として描かれている。スミスは歴史を辿り、なぜこの特定の形態のミソジニー(女性嫌悪)が今日これほどまでに蔓延しているのかを明らかにしている。2023年ネロ・ブック・アワード(Nero Book Awards)ノミネート作品。

07

書籍 · 2023年1月

断罪:私のジャーナル、詩、夢、そして手紙 1980-2020

ReckoningV(旧名イヴ・エンスラー)

『トランスジェンダー回想録』や『ヴァギナ・モノローグ』の著者として知られるトニー賞受賞劇作家Vが、40年間にわたるジャーナルを編み上げた集大成。幼少期のトラウマから世界的なアクティビズムに至るまでの軌跡を、詩、散文、夢、手紙を交えた力強いコラージュとして描き出し、個人的な痛みをいかに集団的な力へと変容させ、自由を勝ち取るために自分自身を書き記していくかを提示している。

08

書籍 · 2022年10月

未来は障害をもつ

The Future Is Disabled: Prophecies, Love Notes and Mourning SongsLeah Lakshmi Piepzna-Samarasinha

Piepzna-Samarasinha は、COVID 時代の障害者の生存、喪失、相互扶助、想像力を disabled futures の政治として描く。

09

書籍 · 2022年9月

ヒステリカル:ある回想録

Hysterical: A Memoirエリッサ・バシスト

高評価のユーモア作家エリッサ・バシストによる、女性の声を聞かない文化の中で、自身の真正な声を取り戻すまでの回想録。2016年から2018年の間に、彼女は原因不明の不調のために20人以上の専門医を受診したが、ある鍼灸師から、その身体的な痛みは「閉じ込められた怒り」の現れかもしれないと指摘される。医学的ミステリーであり、文化批評であり、そして行動への呼びかけでもある一冊。

10

書籍 · 2022年9月

寅年:ある活動家の人生

Year of the Tiger: An Activist's LifeAlice Wong

Alice Wong の回想録は、アジア系アメリカ人性、障害者運動、家族、ユーモア、メディア実践、コミュニティ形成を disability justice の個人的アーカイブとして編む。

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書籍 · 2021年10月

限界から始まる

上野千鶴子、鈴木涼美

『限界から始まる』は、日本のフェミニスト学者・上野千鶴子と元AV女優で作家の鈴木涼美による往復書簡集です。二世代の女性が、身体、セクシュアリティ、仕事、恋愛、母娘関係などのテーマについて率直な対話を繰り広げ、フェミニスト思想と若い女性の生きられた現実との衝突と対話を提示しています。

12

書籍 · 2020年6月

障害の可視性:21世紀の一人称の物語

Disability Visibility: First-Person Stories from the Twenty-First CenturyAlice Wong

Alice Wong 編の Disability Visibility は、現代の障害者による一人称の文章を集め、障害文化、メディア表象、身体経験、法律、芸術、日常生活を公共の視野に置く。

13

書籍 · 2019年7月

夏物語

川上未映子

川上未映子の傑作長編『夏物語』は、現代日本における「女性として生きること」の意味を根源から問い直す作品です。主人公の夏子、豊胸手術に取り憑かれた姉の巻子、そして言葉を発することを拒否する姪の緑子。三人の女性の物語を通して、著者は女性の身体、生殖倫理、貧困、そして家族のあり方について、鋭くも温かい筆致で描き出しています。

14

書籍 · 2018年10月

ケアワーク:障害正義を夢見る

Care Work: Dreaming Disability JusticeLeah Lakshmi Piepzna-Samarasinha

Leah Lakshmi Piepzna-Samarasinha は、病気や障害のあるクィア、トランス、黒人、ブラウンのコミュニティから生まれた実践知として disability justice を描き、集団的アクセス、ケアの網、誰も置き去りにしない解放を中心に据える。

15

書籍 · 2018年8月

アマチュア

AmateurThomas Page McBee

マディソン・スクエア・ガーデンでの試合に備える身体経験から、暴力、特権、脆弱性、ケアがいかに男性性を形づくるかを問う。

16

書籍 · 2017年2月

輝かしい不完全さ:治癒と格闘する

Brilliant Imperfection: Grappling with CureEli Clare

障害、トランス経験、優生史、環境修復から治癒のイデオロギーを解体し、医療的必要と正常化の拒否の緊張を保つ。

17

書籍 · 2016年7月

コンビニ人間

村田沙耶香

『コンビニ人間』は日本の作家・村田沙耶香による芥川賞受賞小説。主人公の古倉恵子は、同じコンビニで18年間働き続ける36歳の女性で、社会が女性に求める「普通」 - - 結婚、出産、「まともな」仕事 - - にまったく興味がない。ブラックユーモアを交えながら、「正常」とは何かを鋭く問い直し、規範に従わない女性への社会的抑圧を描き出す。

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書籍 · 2013年5月

フェミニスト、クィア、クリップ:障害の未来をめぐる政治

Feminist, Queer, CripAlison Kafer

Alison Kafer は障害、クィア理論、フェミニズムを結びつけ、「正常な未来」という想像が障害のある身体を排除する仕組みを批判し、連帯・ケア・正義に根ざした crip futures を構想する。

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書籍 · 2011年10月

フェミニスト障害学

Feminist Disability StudiesKim Q. Hall

Kim Q. Hall 編の Feminist Disability Studies は、フェミニスト理論と障害学を体系的に接続し、身体、能力規範、公共政策、表象、セクシュアリティ、公共生活がジェンダー化され障害化された不平等をどう生み出すかを検討する。

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書籍 · 2007年10月

菜食主義者

채식주의자ハン・ガン (韓江)

『菜食主義者』は、韓国の作家ハン・ガンのマン・ブッカー国際賞受賞作です。人間の暴力を拒絶するために肉食をやめ、ついには自らを植物に変えようとする平凡な主婦ヨンヘの物語を描いています。これは女性の身体的自律権、社会規範への拒絶、そして暴力的な世界における「無害」な存在への渇望についての寓話です。

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書籍 · 2007年10月

逃亡派

Bieguniオルガ・トカルチュク

『逃亡派』はポーランドのノーベル文学賞受賞者オルガ・トカルチュクの代表作で、深いフェミニズム的含意を持つ「星座」のような小説です。旅、解剖学、保存についての物語の星座を通じて、トカルチュクは女性を「家庭」と「定住」に縛り付ける伝統的な家父長制の観念に挑戦し、流動性と身体の根本的な自律性に基づいた新しい女性の主体性を提示しています。

22

書籍 · 2000年3月

事件

L'Événementアニー・エルノー

『事件』はフランスのノーベル文学賞受賞作家アニー・エルノーによる自伝的中編小説で、1963年に大学生だった彼女が違法な中絶を経験した実話を記録しています。冷静で精密な文体で、この作品は個人的な身体経験を階級、ジェンダー、身体政治についての深い考察へと昇華させています。

23

書籍 · 1992年1月

内なる革命:自尊の本

Revolution from Within: A Book of Self-Esteemグロリア・スタイネム

1992年に出版されたグロリア・スタイネムの古典的著作は、女性主義政治と個人の成長を組み合わせ、自尊、自己アイデンティティ、内的解放の問題を探求している。

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書籍 · 1990年1月

美貌の神話:美のイメージはいかに女性を苦しめるか

The Beauty Myth: How Images of Beauty Are Used Against Womenナオミ・ウルフ

ナオミ・ウルフが1990年に出版した古典的女性主義著作は、現代社会における「美貌の神話」がいかに新しい社会統制メカニズムとなり、女性の自由と発展を制限するために使われているかを明らかにしている。

25

書籍 · 1987年1月

ある女

Une femmeアニー・エルノー

『ある女』は、フランスのノーベル賞受賞作家アニー・エルノーによる自伝的作品で、労働者階級の娘から小さな商店主への母の人生を記録しています。これは階級、女性の運命、母娘関係についての簡潔ながら力強い作品であり、エルノーの「オート・ソシオ・ビオグラフィ」執筆スタイルの代表作です。

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書籍 · 1980年1月

恐怖の力:卑下についての試論

Pouvoirs de l'horreur : Essai sur l'abjectionジュリア・クリステヴァ

ジュリア・クリステヴァが1980年に出版した重要な理論著作は、「卑下」という核心的概念を深く探求し、人間が「他者」を排除することで主体性を構築する様子を分析し、女性主義理論、精神分析、文化研究に深い影響を与えた。

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書籍 · 1976年1月

女から生まれて:母性としての経験と制度

Of Woman Born: Motherhood as Experience and Institutionエイドリアンヌ・リッチ

1976年に出版されたエイドリアンヌ・リッチの古典的女性主義著作は、制度としての母性がいかに父権制によって形成され支配されているかを深く分析している。

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書籍 · 1975年2月

Ainsi soit-elle

ベヌワ・グル

ブノワット・グルーが歴史からの抹消、身体の規律化、言語の権力を通してミソジニーを追究した1975年の大衆的フェミニズム論であり、交差性と脱植民地主義から再読すべき時代的限界も残す。

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書籍 · 1973年9月

レスビアンの身体

Le Corps lesbienモニク・ウィティッグ (Monique Wittig)

フランスの急進的フェミニスト、モニク・ウィティッグによる実験的文学の傑作。本書においてウィティッグは、言語の暴力的な再構築を通じて、男性を完全に排除した純粋なレズビアンのエロティックな空間を創造しようと試みています。彼女は身体の伝統的な描写を解体し、解剖学的な正確さと詩的な狂乱をもって、女性の主体性を再形成します。

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書籍 · 1928年2月

ソフィア嬢の日記

莎菲女士的日记丁玲

『ソフィア嬢の日記』は、近代中国の作家・丁玲が1928年に発表した画期的な中編小説です。日記形式で書かれたこの作品は、「新しい女」の感情世界、性的欲望、精神的苦悶を大胆に探求しています。五四運動後の最も重要なフェミニスト・テキストの一つとして、女性の欲望を物語の中心に据えることで、女性に対する抑圧的な文学的描写に挑戦しています。